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2017年にANA/JALマイル合計で45万マイル貯めたISSYのJGC/SFCやマイルの効率的な貯め方、国内・海外問わず旅行情報を発信するブログ

俺とエアチャイナSFC修行 エアチャイナのビジネスクラスを活用してSFC修行費用を削減!

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(最終更新日:2018年1月18日:2018年の運賃に修正)

ANAの上級会員であるSFCを取得するための「SFC修行」。この修行を行うにあたり、国際線も利用する単価重視派が無視できないのが中国国際航空、通称エアチャイナを活用した修行というものです。ANAのプレミアムエコノミーが、2017年以降はあまり安くないのもあり、どうしてもPP単価が上昇してしまうので、よりエアチャイナを検討している人も多いのではないでしょうか。

単価7~8程度で万単位のマイルが獲得できるエアチャイナを活用した修行。その詳細について書いていきたいと思います。

私が2017年にエアチャイナ修行を実際に行ったときの体験記はこちらをご覧ください。
issy-style.hatenablog.com

エアチャイナって?

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エアチャイナは、北京と上海をベースとする中国のナショナルフラッグです。ちなみに、チャイナエアラインと混同される方もいますが、チャイナエアラインは台湾の航空会社ですね。エアチャイナが中国の航空会社です。

日本は羽田、成田、中部、関空のほか、新千歳、仙台、広島、福岡、那覇に就航しております。また、北京からもナショナルフラッグとして、世界各地へ就航している大きい航空会社です。

エアチャイナはANAと同じスターアライアンスに所属する28社(2017年4月現在)のうちの一つですから、エアチャイナに搭乗することにより、ANAのマイルやプレミアムポイント(以下、PPと略します)を貯めることができるのです。


さて、なぜANAではなく、なぜエアチャイナのを使ってSFC修行をしようとしているのかというと、エアチャイナのビジネスクラスのチケットがとても安いのです。一つの例をお見せします。

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シンガポールまでビジネスクラスで往復85,810円也

ちょっと衝撃的な価格ですよね。ビジネスクラス、それも北京~シンガポール間はフルフラット機材です。それでこのお値段とPP単価、ちょっと魅力的ですよね。私は値段を考えると魅力的だと思いました。

エアチャイナでプレミアムポイントを貯める!

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さて、すでに書いた通り、エアチャイナはスターアライアンスに所属していますから、エアチャイナに搭乗する際にANAのマイルもPPも貯めることができます。ただし、SFCに必要な5万PPのうちの半分、25,000PP以上はANAで貯める必要があります。逆にいえば、25,000PPまでは、ANA以外で貯めてもよいということになります。

では、具体的にエアチャイナ修行でどれだけPPが貯まるのかみていきましょう。

【マイルの計算方法】
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プレミアムポイント(PP)の計算は、「区間基本マイレージ」、「予約クラス」、「路線倍率」、「搭乗ポイント」から計算されます。このうち、路線ボーナスは、ANA便を利用した場合のみの特典ですので、今回は付与されません。

【予約クラス】
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予約クラスですが、エアチャイナでは、2017年4月現在は今回のブッキングクラスである「R」など、基本的に全てのビジネスクラスで区間マイルの125%が付与されることになっています。

【搭乗ポイント】
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さらに、スターアライアンス他社の航空券でANAに積算する場合、ビジネスクラスの場合はどの航空会社、どのブッキングクラスでも搭乗ポイント400ポイントが付与されます。

ANAの東南アジア便のような1.5倍ボーナスはありませんが、区間マイルの125%のマイルと、それに1区間あたり400PPの搭乗ポイントは付与されますから、けっこうPPを稼ぐことが可能ですね。

さて、エアチャイナでPPを貯めるときに一つだけ注意したいのが、翌年度付与されるアップグレードポイントです。アップグレードポイントとは、その名の通り、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードする際などに使えるのですが、付与されるポイントの数は、ANA利用分のPPで計算されます。プラチナ獲得のための5万PPのうち、4万PP以上をANA便で貯めれば翌年度に20ポイントを格闘することができますが、40,000ポイント未満の場合、8~10ポイントになってしまいます。

ANA利用分のPP アップグレードポイント獲得数
~29,999 8ポイント
30,000~39,999 10ポイント
40,000~79,999 20ポイント

アップグレードポイントは、使いこなせない場合にスカイコインに交換する場合のレートが1ポイント=1,000スカイコインですから、1ポイント1000円の価値として計算すれば、1万円の差がでてきますね。エアチャイナ修行をすると、この10ポイントが獲得できなくなってしまうことについては、理解しておく必要があります。
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路線別のPP単価情報

冒頭、シンガポールまで約85,000円で獲得PPが約11,000PP、PP単価7.2という衝撃の数値をお示ししましたが、他の路線も軒並みビジネスクラス運賃が格安となっています。以下、2018年1月に、3月の最安値を検索した結果をお示しします。

行先 運賃 獲得PP PP単価 運航頻度
シンガポール 85,810 11,858 7.2 毎日2
バンコク 82,160 10,022 8,2 毎日1
クアラルンプール 81,330 11,712 6.9 週3
ジャカルタ 84,960 13,008 6.5 週3
ホノルル 132,580 17,514 7.6 週3

※ 獲得PPは諸先輩方のブログを参考にしています。

何度も言います。ビジネスクラスでこの価格です。そしてPP単価、アジア太平洋各地が6.5~8程度と非常にお得になっています。個人的に気になったのはクアラルンプールのほかホノルルです。誰かホノルルタッチやらないかなぁ…(笑)

【2018年注意点】
ヨーロッパやオーストラリアは、2017年は単価10程度でしたが、2018年はチケットがやや高めで25万円程度しますので、単価計算すると13~15くらいになります。

ビジネスクラス利用で8万円台、単価7円台ともなれば、そりゃエアチャイナに魂を売っちゃいます。北京に寄らなくてはならないものの、沖縄までわざわざ行かなくてよいですし、北京~シンガポールは1日2便就航していますが、どちらもフルフラットの機材です。寝て酒飲んでいるだけでPPが貯まっていきます。

ちなみに、ブッキングクラスが違うので一概には言えませんが、東京~北京往復のビジネスクラスのチケットが最安値で9万円くらいです。シンガポールやクアラルンプールをつけた方が安くなるって…。

エアチャイナの評判

エアチャイナに関しては、航空機事故は少ないのですが、あまり評判はよろしくありません。いかんせん、中国の航空会社なんですよね…。私は今まで乗ってないのでわからないのですが、日系に乗りなれている私のような人間からすると、偏見ではありませんが、好んでエアチャイナには乗りたくないと思ってしまいます。

諸先輩方のブログをみると、

  • ダイバートした場合の対応が悪い
  • 北京空港の乗り継ぎがとにかく大変(時間もかかる)
  • とにかくディレイする
  • ディレイ
  • ディレイ
  • ディレイ

と、色々大変な話も聞きます。とにかくディレイ。

ま、中国だしそんなもんかという、おおらかな気持ちで3日間過ごしていきたいと思います。実際、私は2017年にエアチャイナ修行をしましたが、天候による北京空港滑走路閉鎖で最後の羽田行は遅れたものの、残りの3便は問題なく飛びました。


さて、ダイバートや普通航空会社の都合で欠航し、翌日に振り替えになる場合はホテルが手配されると思います。日系ではちょっと考えられないのですが、エアチャイナの場合は、ホテルが原則として相部屋になることがHPに明記されています。

■当日のイレギュラー発生時の乗り継ぎホテルに関するご注意点

原則、乗り継ぎホテルサービス(STPC)は事前の予約が必須となります。ただしCA便からCA便へお乗り継ぎのお客様で、当日のイレギュラー発生時(当日のフライトキャンセルや遅延発生時)に、お乗り継ぎができず乗り継ぎ地点にて宿泊が必要な場合、当日現地にて乗り継ぎホテルをご用意させていただく場合がございます。

その際にご用意させていただくお部屋は原則、他のお客様との同室(男女別相部屋)となります。シングルルームやご同行者様と同部屋をご希望の場合は、別途追加代金をお支払いいただく必要がございます。また、混雑時にはシングルルームやご同行者様と同部屋をご用意できない場合もございますので予めご了承下さいます様お願い申し上げます。

また、ホテル・送迎に関するトラブルまたサービス等の問題に関しては弊社にて一切の補償を致しかねますのでご理解下さいます様お願い申し上げます。

ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。

エアチャイナHPより

2016年、エアチャイナでダイバートした際、宿泊ホテルが相部屋にされた記事が注目され、「さすがにこれはひどい」という話題になったのですが、今はきっちりHPに「相部屋」ということが明記されてるんですよねー。万が一宿泊が必要になった場合、もちろん一人部屋を交渉するのはアリだと思うのですが、最終的に相部屋になってもいい覚悟でエアチャイナには乗るべきなのかもしれません。

こんな感じなので、エアチャイナ修行は、正直、単価10程度であれば構わない!とか、スカイコインが無尽蔵にある!という人にはお勧めしません。肉体的にはビジネスクラスを利用しますが、うまく乗継が行かないと精神的に疲れるんだと思います(笑)

けれども、私の置かれた事情は異なりました。単価8、総額40万以内で解脱をしなければならない*1私にとっては、エアチャイナを使わざるを得ない状況なのです。それくらい、単価的には素晴らしいものなのです。なので行うのです。

私の目的地はシンガポールにしました

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ずいぶん無難にまとめた気がしますが、私は行先をシンガポールに決めました。

正直、シンガポールは飽きているんですよ。もう5回行きましたし、ホテルも高いですしね。だったら他の国にもいってみたいなぁということで、単価が一番よろしく、当初は物価もホテルも安いクアラルンプールを考えたんですが、週3往復では欠航等の場合のリカバリーが非常にききずらいです。修行の翌日は当然仕事ですから、イレギュラーに対応できるようにしたいんですよね。となると、1日2便飛んでいるシンガポールが無難かなぁと思ったのです。

ということでこんなスケジュールを組んでみました。

  • 1日目(土曜日)
    • CA184 羽田8:30→北京11:20
    • CA969 北京15:35→シンガポール21:40
  • 3日目(月曜日)
    • CA970 シンガポール0:15→北京5:50
    • CA181 北京8:20→羽田12:30

これで運賃は本当に85,120円(当時)です。毎日がエブリデイでこの値段からあります。すごい値段ですよね。それも最初のCA184便以外はフルフラットのシートです。

本当は1日目も夜発にしようと思ったんですよ。そうすると、行きの北京発シンガポール行きも深夜便になりますから、宿代が不要になります。シートもフルフラットなのでしっかり眠れますしね。

  • 1日目
    • CA168 19:40羽田→22:40北京
  • 2日目
    • CA975 0:05北京→6:25シンガポール

でも、北京空港に22:40到着、シンガポール行きが0:05となると、乗り継ぎはたったの85分です。通しの運賃で発売されるのだから大丈夫なんでしょうが、なんせ北京ですし、それはそれはちょっと怖いと思ってやめました。みなさん何だかんだいって成功してますけどね。大事なことなので2回言います。北京ですからね。

現地で1泊はします。滞在時間は26時間です。

このチケット、滞在制限がないため、この便で現地に行くと、実は到着した飛行機で北京に戻ることも可能です。そうすれば、2日目の昼過ぎには羽田空港に戻ってくることが可能です。すると週末で修行を終わらせることができますね。

ただでさえ頭おかしいと思われる修行ですが、シンガポール滞在2時間という、常人からすれば「狂ってる」と言われてもおかしくない、、真のシンタッチが可能です。こうすれば、土日で修行を完了することも可能です。これについては、羽田ではなく関空発ですが「issyが選ぶ2016年修行僧の鏡で賞」を受賞した宇野橋ラスクさん(id:seek68)が2016年に実践しています。

www.shakaijin-mile.com

けれども、さすがに私はタッチするつもりはありません。シンガポールの最新情報を自分の足で集めて、観光の記事やオカシンタッチの記事を更新したいですし、陸マイラーがカジノで負けまくっていますので、取り返しにいかなくてはなりません。陸マイラーはなぜ皆カジノで負けるのか、私からすれば非常に不思議なんですけどね。

北京トランジットするか?

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シンガポールからの帰り、北京に到着するのが朝の6時です。そして、どんなに早い便でも帰国はお昼を過ぎるため、1日休暇が必要になります。それなら、入国して観光するのもよいのでは?と思い始めました。

特に北京市内の観光に興味はないのですが、興味があるとすれば万里の長城!世界最大の人口建築物ですからね。あれは一度はみてみたいと思うんですよ。

調べてみると、北京から1時間くらいの距離に万里の長城ってあるんですね。もっと遠いと思っていました。それなら万里の長城にいくためにトランジットするかと考えるわけですよ。それに、北京から東京に行くエアチャイナの便は1日5本もあるんですね。

  • CA181 北京8:20→羽田12:30
  • CA925 北京9:25→成田13:55
  • CA167 北京12:50→羽田17:25
  • CA421 北京14:35→成田18:55
  • CA183 北京17:10→羽田21:30

英語が話せない私は、市内初の日本語観光ツアーを利用したいなと思いました。

www.veltra.com
例えば、ベルトラのこんなツアーに参加することを考えていました。やっぱり歴史とか勉強しながら観光したいので。でも、半日観光ツアーだと北京中心部に戻ってくるのは13時頃です。最終の羽田行に搭乗するには、15時頃に空港に戻りたいですから、けっこう時間的に微妙なんですよね。

空港から車をチャーターする方法も考えられますが、さすがに1人で使うにはお金がかかりすぎますし、トラブルとかあったらいやだなぁと思うのですよ。英語が話せないチキンなので。

その他のネックとして、CA183が万が一欠航になった場合、これより遅い便に東京行はエアチャイナもANAもありませんから、翌日昼まで日本に帰れません。

北京に宿泊は避けたいなぁと思うので、諦めて一番早いCA181便で帰ることにしました。万が一このCA181便が欠航しても、東京行は後ろに4便ありますし、コードシェアをしているANAの便もありますから、どれかにはきっと乗れるだろうと思っています。

エアチャイナ修行こそ修行の前半に持ってくるべき!

最後に、エアチャイナを修行に組み込もうと思っている人に、私から一つだけお知らせです。エアチャイナ修行は、修行の前半(可能であれば、エアチャイナ修行終了時で3万PPを超ええないタイミング)にもってきたほうがいいです。

その理由ですが、「ブロンズ事前サービスでマイル獲得数を増やすため」です。ブロンズ事前サービスになると、獲得マイル数が50%増しになります。平だとゴールドカード保有でも25%です。

話を単純化するため、修行は、「東京~沖縄のプレミアムクラス旅割28」14レグと、「エアチャイナ修行シンガポール」のみとしましょう。

最初に沖縄14レグをやる場合は以下のとおりです。

回数 獲得PP 累計PP 獲得マイル 累計マイル
沖縄1 2,860 2,860 1,537 1,537
沖縄11 2,860 31,460 1,537 16,907
沖縄12 2,860 34,320 1,783 18,690
沖縄13 2,860 37,180 1,783 20,473
沖縄14 2,860 40,040 1,783 22,256
エアチャイナ 11,858 51,898 11,058 33,314


最初にエアチャイナをやる場合は以下のとおりです。

回数 獲得PP 累計PP 獲得マイル 累計マイル
エアチャイナ 11,858 11,858 11,058 11,058
沖縄1 2,860 14,718 1,537 12,595
沖縄7 2,860 31,878 1,537 21,817
沖縄8 2,860 34,738 1,783 23,600
沖縄14 2,860 40,040 1,783 34,298

このように、獲得マイルに1,000マイルほど差がでてきます。東京~沖縄プレミアムクラスは、PP/マイルでみると非常に高い数字になるので、実際はもう少し差がでてくると思います。可能であれば、なるべく修行の後半にANAのフライトを入れ、ブロンズ事前サービスでもらえるマイルを増やしてみましょう。私も強引にシドニー修行より前に持ってきました。

まとめ

エアチャイナを利用したSFC修行。単価7.2でらくらくビジネスクラスを利用して修行を行ってきます。往復ビジネス、現地ではそれなりのホテル(今のところジョホールバルのルネッサンスを検討しています)という、エコノミークラスでのオカシンタッチを経験している身としては、非常に「ヌルい」修行をしてきます。帰国後に、「はぁ、今から沖縄行くのかよ…」という、一般人からすれば考えられない徒労感を感じる必要もありません。

北京空港の乗り継ぎがうまくいくかなぁ。とか、ディレイしないかなぁ、とか、不安はいろいろあります。けれども、それも一つの体験かなと思っています。ちなみに、私は英語が話せないので、「英語は話せない人間がエアチャイナ修行をしたらこうなる」というのも、お見せできればなぁと思っています。
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*1:結果として修行の後半で楽をして単価は8.8まで膨れましたが…