旅とマイルとコーヒーと

2016年はANAマイルを14万をノーコストで貯めました。JAL JGCを保有しており、2017年はANA SFC修行を行います。 マイルの効率的な貯め方や、国内・海外問わず旅行情報・航空会社上級会員に関する発信をしていきます。

ANA国内線特典航空券で希望の便を確保する確率を少しでもあげる方法

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(最終更新2017年6月11日:JAL特典航空券のルール変更に伴う修正)

マイルを貯めた使い道の1つが国内線特典航空券だと思います。せっかくためて特典航空券に交換しようとしても、発券ルールにバカ正直にしたがっていると難しい場合がありあます。ここでは、少しでも早く特典航空券を確保する方法と、出遅れた場合に少しでも希望の便にスライドする方法について説明したいと思います。

このルールは、2017年6月まではJALANAとも有効な技でしたが、JALは2017年7月からはルール変更があり、下記の「2か月+14日ルール」は適用できなくなります。ご注意ください!

ANA国内線特典航空券のルール

まず、特典航空券用の座席は、1便あたりの席数が決められていますので、たとえ座席に余裕があったとしても、特典航空券の「枠」は早々と締め切られてしまうことが多いです*1。なので申し込み可能な時期になったら、速やかに発券する必要があります。

ANA国内線特典航空券の発行ルールは以下のとおりです。まずはこれをしっかり理解してください。

  • 予約できるのは普通席とJALのクラスJ(ANAプレミアムクラス、JALファーストクラスはない)
  • 区間目の搭乗の2か月前の9:30から予約可能
  • 区間目の予約をとれば、2か月以上先の予約であっても2区間目は14日先までの予約が可能
  • 4日前まで予約変更は自由
  • キャンセル料は3000マイル
  • 当日、早い便への変更が可能

国内線の特典航空券は、原則として搭乗日の2か月前から予約することができます。ただ、1区間目が確保できた場合、特別に14日先までの航空券を予約することが可能という例外的ルールが存在します。これは往路が確保できた段階で復路の予約ができるように配慮したルールなのですが、このルールを逆に利用することになっていきます。

ルールにバカ正直だと希望の便が確保できない場合も

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この画像は、2016年12月4日の午後に確認した、往路が2017年2月4日(土)、復路が5日(日)の羽田~沖縄の特典航空券の予約状況です。特典航空券のルールを正直に読むと、2月4日の特典航空券は2か月前の12月4日から予約開始です。復路は往路の確保ができれば14日先までの予約が可能なルールですから、まだ2か月前にはなっていませんが、予約が可能になっています。

ただ、画像をみていただければお分かりのとおり、往路はまだ8時代もありますが、特に復路は5日の13時以降の便が全て埋まってしまっています。プロ野球のキャンプ中とはいえ、修学旅行も少ないオフシーズンの沖縄でこの状況です。シーズンであれば絶望的ですね。沖縄に1泊2日でいって、帰りがお昼には出発しなきゃいけないのは正直悲しいですよね…。

ルールどおりに予約しているのに全然希望の便がとれない、これはなんででしょうか?実は、このルールを逆算して予約をする方法があるからです。

最速で特典航空券を取る方法

ルールを逆算と言いましたが、具体的には以下のルールを使います。

  • 区間目の搭乗の2か月前の9:30から予約可能
  • 区間目の予約をとれば、2か月以上先の予約であっても2区間目は14日先までの予約が可能(JALのクラスJ除く)
  • 4日前まで予約変更は自由

これらのルールを使って、以下のとおり予約をしていきます。

  1. 復路便の2週間前を「仮出発日」として設定する
  2. 仮出発日の2か月前に、仮出発日の往路、帰宅日の復路の予約をする(先に復路を確定させる)
  3. 本命の出発日の2か月前に、仮出発日の予約を本命出発日に予約変更をする

ちょっと難しいので、具体的な例をお見せしながら説明します。

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たとえば、3月の20日~22日に旅行に行く計画をたてたとしましょうか。この場合、素直にルールを適用すると、この2か月前である1月20日に往路、復路ともに予約をすることになりますが、上の例でみたとおり、このタイミングでの特典航空券の取得は容易ではありません。

そこで、以下のとおり旅程を動かします。

仮出発日を設定し、復路を確定させる

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まず、往路の日付を、復路のちょうど2週間前の8日にします。そうすると、3月8日から22日までの14泊15日の旅程ができますね。

なぜ14泊15日の旅程にする必要があるかといいますと、特典航空券のルール上、復路は往路の14日後までの日程である必要があるからです。

そして、この日程で、仮の出発日である3月8日の2か月前である1月8日に予約をします。このとき、往路のフライトは後程変更するので、時間は特に考えなくていいですが、予約変更時に路線の変更はできませんので、必ず本当に利用する路線でセットしましょう。大事なのは帰りの22日のフライトです。こちらを確実に抑えましょう。

仮出発日の予約を、本出発日に変更する

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最後に、本命の出発日である3月20日のちょうど2か月前である1月20日になったら、速やかに往路の予約変更を行います。こうすることによって、希望の行程が完成するのです。このようなことができるのは、最初に書いた特典航空券のルールにあるとおり、予約変更が手数料無料で可能であるからです。

もちろん、逆ルートで予約する人は、この往路が復路になりますので、すでに予約が入っています。そのため、9時半に申し込もうとしても希望の便はとれるとは限りません。逆に同じ要領で往路を先に確保するちょっとマニアックな方法*2もありますが、その場合復路の確保が難しくなります。

JALはルール変更でこの技ができなくなりました

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2017年7月以降、JALは国内線特典航空券ご予約時の「お帰り確約サービス」を終了することになりました。したがって、ここまで説明したとおり、先に復路を確定させて往路の日程変更で確保、というのができなくなります。

これからは、JALの場合は基本的に片道ずつ2か月前に発券するというのが基本路線になると思います。ある意味「抜け駆けなし」の勝負になると思います。

※となると、JAL便を使いたい場合は、1年前から発券できるブリティッシュエアウェイズのマイルを活用する方法がますます注目されることになりますね。
issy-style.hatenablog.com

希望の便に空きがない場合の対応方法

二ヶ月半以上前から予定が決まっている場合は上記の方法で予約すればいいのですが、必ずしもそうでない場合も多いですよね。その場合、希望の便が予約できるならいいですが、使い勝手のよい便はある程度決まっているので、そこから埋まっていくことが予想されます。いざ自分が予約しようと思ったタイミングでは、希望の便が残っていないかもしれません。

でも旅行に行きたい。そんな場合はどうすればよいか。その場合、乗りたい便より遅い便をとりあえず確保するという方法があります。

とりあえず「遅い便」を確保する

例えば、とある土日に1泊2日の沖縄旅行を思いついたとしましょう。土日の1泊2日、ただし翌日は仕事ですので、土曜は早めの朝7:55発の903便、帰りは遅すぎない程度の沖縄16:35発の916便を狙うこととしましょうか。

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さて、いざ羽田~沖縄の特典航空券を発券しようとしても、利便性のいい土曜午前中の便は、軒並み埋まっていますね。ちなみにこの画像は、2016年11月末に、12月4日・5日の予約状況を確認した際のものです。意外と?直前は特典枠は増えたりしています。

さて、希望の便がとれない場合、旅行の日程を変更する、有償の航空券に切り替えるという方法もありますが、どうしても特典航空券で沖縄にこの日程で行きたい場合は、とりあえず狙っている便より後ろの便で最も早い、919便と920便を予約します。

ただし、最悪その便に乗ることも想定しないといけません。その便に乗る妥協ができる場合のみ、この方法を取りましょう。

HPを逐一チェックし、希望の便があれば予約変更を行う

とりあえず仮の便を確保したあとは、ときどきホームページをチェックして、希望の便があいていれば速やかに変更します。

国内線特典航空券の予約変更は4日前までですが、この数日前になると、一般席の枠を特典に開放したり、キャンセルする人がでてきますので○の表示が増えてくることが多いです。そこを逃さずに狙っていき、みつけたら速やかに予約変更をしていきましょう。

当日、空席さえ空港で早い時間の便に変更することが可能

4日前になって希望の便が取れなくてもまだ諦める必要はありません。その場合は、当日空港に早くいくことによって早めの便に振り替えることが可能です。

特典航空券は、先ほど書いた通り、当日空きがあれば早い便への変更が可能なのです。この空きというのは特典航空券の枠とかは関係なく、全体の空席のことです。

ということは、遅めの便を予約して4日前の段階で早い便に変更できなくとも、朝一に空港に行ってモニターを確認し、空席があることが確認できれば、カウンターに寄って、きれーなおねーさんに「○便に変更したいんですけど」といえば変更してもらえるのです。

復路の変更の場合も、福岡や那覇などのホテルエリアと空港が近い場合、朝起きたらまずは空港に出向き、希望の便に変更してから最終日の観光にでかけるということも可能です。新千歳や広島だと大変ですが(笑)

予約時に時間が決まらない場合も、「気持ち遅い便」で予約する

この「早い便への変更ルール」は、直前で便がとれない場合以外でも役に立つシーンがあります。例えば、旅行最終日は、「疲れちゃうから早く帰りたい」と思うか、「せっかくだからぎりぎりまで遊びたい」と思うかは、その日の気分や体調で変わってくると思います。特に1人旅や、現地の友人に会いに行くようなパターンで、フライトが1人であれば都合はつけやすいですしね。

そんな場合、早い時間に設定してしまうと、絶対に遅い便に変更することはできませんが、遅い時間に設定した場合、早い時間にしたいと思えば、空席さえあれば早く帰ることが可能になりますよね。私は沖縄の友人に会いに行く際に特典航空券を使うとき、帰りはいつも遅めの便にしています。そして空いているなら早い便に変更しています。

これは安い運賃やツアーではない特典航空券ならではのメリットだと思います。

まとめ

国内線特典航空券の予約開始時期は、純粋に2か月前ではなく、復路の2か月+2週間前から実質的に予約が可能になります。特に復路の予約が取りにくい旅程の場合、人より一歩先に特典航空券を抑えるためには、この方法を駆使することが必要になってきます。

また、希望の時間の予約が取れない場合や帰りの時間が不透明な場合、遅い便から早い便への変更が当日可能であることは、旅程を組み立てる際に知っておいて損はない情報だと思います。

これらの特典航空券のルールをおさえ、楽しい旅行を計画しましょう!!

*1:JALANAも、比較的すいている時間の便に、空席がある限り特典航空券で搭乗できる便というのも設定しています

*2:本命往路の2週間+2か月前に、仮の復路を往路、本命往路を復路として予約し、仮の復路を本命復路に予約変更する方法