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2016年はANAマイルを14万をノーコストで貯めました。JAL JGCを保有しており、2017年はANA SFC修行を行います。 マイルの効率的な貯め方や、国内・海外問わず旅行情報・航空会社上級会員に関する発信をしていきます。

【随時更新】燃油サーチャージ、12月以降発券分からZone Bに変更(値上げ)

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(最終更新日:平成29年10月16日:12~2018年1月発券の金額確定)

海外渡航者の敵、燃油サーチャージ。この燃油サーチャージが2017年2月発券分から復活しています。8月からは値下げされ、最も安いゾーンになっていますが、12月から上昇します。今回は、サーチャージのルールと算出方法について改めて確認しておきます。

燃油サーチャージの算出方法

燃油サーチャージは、燃油価格の高騰にともない取り入れられた制度です。運賃を払って乗る場合に追加徴収されるのはもちろん、特典航空券で飛行機に乗る際であっても支払う必要があるのが厄介ですね。

燃油サーチャージの料金は、シンガポールケロシン1バレルあたりの円建て価格(適用額)によって定められます。計算式は以下のとおりですね。

サーチャージ適用額:シンガポールケロシン1バレル価格(ドル)×ドル円為替(円)

サーチャージ適用額が6,000円以上の場合、下記の表のとおり徴収されることが定められています。なお記載価格は往復での価格です。

適用額 6,000円台 7,000円台 8,000円台 9,000円台 10,000円台
ゾーン ゾーンA ゾーンB ゾーンC ゾーンD ゾーンE
韓国・極東ロシア 400円 600円 1,000円 2,000円 3,000円
中国・台湾・香港 1,000円 3,000円 5,000円 7,000円 9,000円
グアム・フィリピン・パラオベトナム 2,000円 4,000円 6,000円 8,000円 10,000円
タイ・シンガポール・マレーシア 3,000円 6,000円 9,000円 13,000円 17,000円
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ 4,000円 8,000円 12,000円 17,000円 22,000円
北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア 7,000円 14,000円 21,000円 28,000円 35,000円

ここにはゾーンEまで表しましたが、ゾーンはIくらいまで用意されています。このランクまでいくと欧米は往復で64,000円です。おそロシア

一方、表をみてもらえればわかるとおり、最も負担の少ないゾーンAの適用額が6000円台なので、これが6,000円未満の場合はサーチャージ不要です。つまり、2016年の冬までの1年間は、これが6000円未満だったということですね。

また、適用額が即座にサーチャージの金額にはすぐに連動するわけではなく、一定の期間がサーチャージの算出期間と発券日の関係は以下のとおりです。

発券日 適用額発表時期 平均値算出対象期間
4月~5月 2月中旬~下旬頃 12月~1月の2カ月平均値
6月~7月 4月中旬~下旬頃 2月~3月の2カ月平均値
8月~9月 6月中旬~下旬頃 4月~5月の2カ月平均値
10月~11月 8月中旬~下旬頃 6月~7月の2カ月平均値
12月~1月 10月中旬~下旬頃 8月~9月の2カ月平均値
2月~3月 12月中旬~下旬頃 10月~11月の2カ月平均値

この2か月で原油価格はかなり上昇しました。ドル円は110円程度を前後している状態でしたから、おそらく近日中ににANAJALから、12/1以降の発券はゾーンBのサーチャージになるという発表があるでしょう。

最近のジェット燃料相場推移

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ケロシンなどのジェット燃料の推移のグラフをIATAのサイトから拾ってきました。基本的に、いわゆる原油価格より15ドル程度高いのが特徴です。

2014年12月頃からジェットオイル価格は60ドルを下回りはじめました。この頃は1ドル120円くらいでしたので、すぐにサーチャージが廃止されることはありませんでした*1。その後さらに下がり、円高傾向も相まって2016年4月分から2017年1月分発券分までは、サーチャージがかからない状態が続いていました。ただ、最近になるとまた燃油価格が上がり、ここ数か月は60ドル前後で推移し、最近はベネズエラの情勢もあり、一気に上昇してきました。

為替は、2016年11月のアメリカの大統領選挙以降、ドル/円が円安に進み、2017年中ごろからは、1ドル110円前後で落ち着いていますが、今後のアメリカの利上げ次第では、円安にさらに振れる要素もあります。

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次回のサーチャージ改定はゾーンBに上昇・値上げ

さて、次の改定は、10月中旬~下旬ころに、12月~2018年1月に発券する分のサーチャージが決まるということですね。基準額は今年の8月~9月の2ヶ月間平均で決まるということになります。この期間の値段はどうだったのでしょうか。

8月のケロシン価格平均は63.06ドルで確定しており、9月は平均は67ドルほどと考えられます。平均では65ドルくらいでしょうか。また、ドル円為替はこの間の平均値は110円程度でしょうか。ということは、65×110=7,150円ですから、ゾーンBになります。

昔はサーチャージ代はドル建てで、シンガポールケロシンが60~70ドルの間であればサーチャージはゾーンAだったのですがね…。このあたり、制度改定で割りを利用者が食っています。

具体的なサーチャージの金額ですが、ハワイ往復で8,000円、欧米往復で14,000円ほど、かかることになりますね。なので、既に予定が決まっている人や特典航空券を狙っている人は、11月末までに発券してしまうのがよいと思います。

まとめ

2017年12月~2018年1月発券分は、JALANAの日本発航空券でサーチャージはゾーンBに上がってしまいます。二か月前に更新した際、以下のコメントを記載していましたが、実際そのようになってしまいましたね…。

ただ、7月末に大産油国のうちの一つ、ベネズエラの混乱によりシンガポールケロシンの価格がが一気に1バレル65ドルまで上昇しました。仮に1バレル65ドルだと、為替相場が1ドル110円の場合、円建て価格は7,000円を超えることなりますから、12~2018年1月にはゾーンBに戻ってしまう可能性がそれなりにあります。原油がこれ以上上昇せずに、円高に振れるか、そもそも原油価格がもう一度下落すればゾーンAを維持する可能性はありますが、経済はどうなるかわかりませんね…。

現在、シンガポールケロシン価格は70ドル/バレルを若干下回っています。為替は1ドル112円くらいですから、現状であれば次の2月改定もゾーンBとなりますが、これ以上円安またはケロシン価格上昇があると、場合によっては2018年2月発券分は、ゾーンCに突入する可能性もあります。

世界経済の行方も、陸マイラーは気になるところです。
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*1:以前はドル建てだったため、サーチャージは60ドル切ればなくなるはずだったんですが、JALANAもこの直前に円建てに変更にし、サーチャージ継続となりました