旅とマイルとコーヒーと

2016年はANAマイルを14万をノーコストで貯めました。JAL JGCを保有しており、2017年はANA SFC修行を行います。 マイルの効率的な貯め方や、国内・海外問わず旅行情報・航空会社上級会員に関する発信をしていきます。

海外旅行に保険が必要か、カードで十分か

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みなさんは海外旅行にいくとき、クレジットカードの保険相談で済ませますか?それとも保険に入りますか? まさか両方なしで出国する人はいないですよね?

海外の医療費の高さは洒落になりません。日本では当たり前のことが、海外ではとんでもない値段がつきます。詳しくは事例をみてください。数百万円とかざらなので震えますよ。
保険屋のサイトなので、高額事例ばかり載せているものではありますが…。それでも不安になりますよね。
そこで、何かしらの備えは必要ですが、「保険入るか」「クレジットカード付帯で十分か」については議論のあるところです。

 

海外旅行いく際に、保険入りますか?

「保険加入派」と「カードの保険で充分派」の争いは、そもそも保険という哲学的な問題が絡むので、お互いがお互いをディスる展開となります。ネットとかみても、保険会社はカードでは不十分と掻き立て、ガード派は保険なんていらない、保険会社のステマだ、カードで十分と騒ぐ。そのカード派がカードのアフィやっていたりとか(笑)
そこでカードでアフィってない、中立のつもりの私なりの答えというか1つの考え方を示します。
 

カード保険を正確に理解する

 
その前に、カード保険の正しい理解をすることが必要かと。「カードに保険がついている」と思ってる人、自分のカードの保障内容理解していますか?クレジットカードの広告って、「海外旅行保険付帯◯万円!」とか大々的にうっているが、保険の中身がスカスカだったり、使いにくいものだったりするんですよ。
カードで賄う場合、注意しなくてはならないことが以下3点あります。
  • 「自動付帯」であることが重要
  • 死亡部分の高額さには意味ない。
  • 傷害保険はカードの合算が可能。
1 自動付帯と利用付帯
まず、保険の種類が「自動付帯」か「利用付帯」かの問題があります。自動付帯ってのはお守りみたいなもんで、持ってるだけでご利益がある。いっぽう、利用付帯ってのは、パッケージツアーの代金か交通費を、「原則として出国前に」利用した場合に限り、保険適用となる。 
とすれば、当たり前ですが我々としては自動付帯の方がいいわけですね。
ところが、自分が持っているカードがどちらか調べてみると、利用付帯のカードが多いと思います。そりゃ、カード会社からすれば保険はサービスなわけで、その前提としてカード使ってもらわなければ利益でませんからね。
 
2 「傷害保険額」=怪我のときに出してくれる金額ではない
あと、海外旅行傷害保険○千万円保障!とか広告とかで大々的にでていますが、これよくみると、「傷害保険」のうちの「死亡部分」なんですよ。「傷害保険」という言葉だと、怪我の入院もこの額かと勘違いしてしまう。これ本当に騙される。広告使って解説すると営業妨害になりかねないからしないけど、イメージとしてはこんな感じ。
 
海外旅行傷害保険1000万円まで保障!
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死亡・高度障害…1000万円
傷害・疾病…150万円
 
じゃあ我々が欲している「傷害・疾病」分野はいくらかというと、おそらく多くても300万です。それも利用付帯だったりとか。はっきり言って、「傷害・疾病」保険が1000万を超えるカード保険なんてありませんからね!
 
3 死亡保険以外は、複数枚のカード合算処理は可能
では、100万や200万の保障じゃ、全くカード保険が役に立たないかというと、そうでもありません。
カードの保険は、死亡以外は合算して使うことができます。例えば医療費が300万で、200万保障のカード2枚があれば、両方から請求することができるのです。こういった使い方ならアリ。
 

筆者は手間を考えて保険に入ります。

カードのみで保険を賄うことは、ちゃんと理解し、複数のカードをうまく活用すれば理屈上はアリでだと思います(その際のおすすめカード等は記事の最後に書いておきました)。
ただ、治療費が高額になって複数のカードで処理する場合、複数のカード会社と海外から連絡とらなければならないという手間を考えます。
自分が身体壊したり、怪我した場合にそんな余裕ってあるのだろうか?まして海外で精神的に疲れているときに。
それを考えると、保険会社のみで片付き、確実にキャッシュレス処理ができるのであれば、保険会社を使う方がよいのかな、と個人的には思ってます。
 

実際の保険は、ネットで購入すべし。おすすめは損保ジャパンのオフ

ネットで!というのは、純粋にネットの方が店舗より安いから。モノと違って物流コスト(配送料)のかからないサービスは、ネットで買うのが基本。けっこう旅行会社とかの店舗にあるパンフレットの保険って高いと思うんです。特にパックツアーの購入と抱き合わせでついてくるパンフレット。
 
筆者は、初海外から結婚するまではずっと、損保ジャパンのオーダーメード、結婚後夫婦でいくときはファミリープランで申し込んでいます。特に、オーダーメードは必要な部分のみに保障をつけたりすることができるのでおすすめ。
例えば、死亡保険はカードで十分ついていることから、死亡保障はつけずにオーダーメードを組んでみます。
 
下記の図は4泊6日のハワイの保険料です。 

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これは6泊8日のヨーロッパです。 

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ここでは治療と賠償、救援者費用、携行品損害に関する保障をつけ、携行品損害以外は心配なのでMAXの保障額にしました。一方、携行品損害は、貧乏人なので20万以上も物を持ち歩かないことから、1番小さい保障額を入れてみました。正直、携行品損害は、金目のもの持ち歩かないのならいらないかも。
今回つけなかった航空機寄託手荷物遅延等費用ってのは、簡単にいえばロストバゲージ保険。自分は今まで一度もロストバゲージにあったことないしつけていません。不安なら100円でつけれます。
この保障内容で、ハワイ4泊6日で2千円、ヨーロッパ6泊8日で2500円なら、掛け捨てでも負担にならない額だと思います。
 
損保ジャパンの詳細はこちらからどうぞ。

どうしてもカードでまかないたい人のためにおすすめのカード

最初にいったとおり、保険は哲学なので、「保険には入らない」というひともいると思います。そんな人は複数枚のカードを組み合わせることが肝要ですが、結局、カードならどれがいいのかというのを考えてみます。
まず、自動付帯のカードが数枚必要ですね。以下の2枚をオススメします。
「自動付帯」のほか、「200万以上保障」、「キャッシュレス」、「海外からサポートを受けられる」の条件を兼ね備えた、「保険のために作るべき」カードが以下の2つです。
 
エポスカード(筆者所有)
 
自動付帯、200~270万円補償、キャッシュレス、カード年会費無料。都市部の若年層ならかなりのひとが持ってますね。これ本当に使えます。エポスの隠れた実力。ポイント還元率が低いので普段遣いは難しいですが、マルイのセールとカラオケのほか、海外旅行のときにも大活躍です。
 
 
ジャックス横浜インビテーションカード
自動付帯、200万円補償、キャッシュレス、カード年会費無料。ちょいマイナーですが、お守りとしてどうぞ。あと浜っ子としてはカードデザインが素晴らしい。
 
この2つが最強クラスだと思っています。このほか、上限額を下げたり、年会費がかかるものを選んだりすれば、他にも選択肢はあると思います。
妥協しちゃいけないのは、「自動付帯」と「海外でのサポート」ですね。詳細は以下サイトで検索してください。
  
カードだけで賄おうとすれば、自動付帯で500万円分くらい確保し、あとは利用付帯のカードを旅費の計算支払いに利用して合計800万円くらいは確保しておきたいところですよね。
 

利用付帯のカードは対象になるように必要な決済を渡航前にしましょう。

利用付帯は、パッケージツアー代金や航空券の支払いのほか、旅行の交通費ということで、行きの空港までの交通手段を決済すれば適用されます。
なので、成田ならスカイライナー*1、NEXやバス、羽田ならバス、関空ならはるかやバスをカードで決済すればそれでもう問題ありません。
ちなみに利用履歴残さなきゃいけないので、上野の金券屋でスカイライナーチケット調達したり、あとPASMOチャージではダメですからね。
 
とりとめもなく書きましたが、最初に書いた通り、保険は哲学です。自分の哲学とともに、納得できる部分があれば参考にしてください。

*1:私鉄は自社クレジットカードしか利用できないことが多いが、京成スカイライナー発売機はさすがにどのクレカも使えます